コスモ療法とは、コスモ理論に基づき直流パルス磁気発生装置を用いる“コスモM-25療法”と“コスモテ-プ”という特殊なテ-ピングを用いて行う“コスモテ-ピング療法”があります。ここではコスモ理論に基づく、コスモM-25療法について簡単に説明いたします。
まず“コスモ理論”とは、私たち人類は常に回りの環境に大きく影響を受けています。その影響とは地球からはもちろんのこと宇宙からの影響も大きく、特に人体は月の影響を受けております。その、月と人体との関係をアメリカの精神科医ア-ノルド・L・リ-バ-氏は、人体が月の引力または遠心力などによって生態学的な体内水分(体内水分とはすなわちリンパ液や血液などをいう)の干満が起こり、生理学的な変化を引き起こすことを、様々な事例をもとに統計的分析を行って、“バイオタイド理論”という説にて証明しております。
また、“黄帝内経・素問霊枢”という東洋医学書の中にも、『月始めて生ずれば、即ち血気始めて精にして、衛気始めて行る。月郭満つれば、即ち血気実し肌肉堅し。月郭空なれば即ち、肌肉減じ経絡虚し衛気去り形独り居る』(素問・八正神明論篇)と月と人体との関係が記されております
そして現在の地球では、水・大気・食物など私たちが正常な生活を営んでいく上で必要不可欠なものが、地球全体の環境悪化によって汚染が進んでおり、今人類を取り巻く環境としては好ましいものとはいえない状況であります。
このような地球上の状態が、人体の中で同じように起こっているといっても過言ではありません。では人体の中でそれがどのような症状として起こっているのかと申しますと、産業廃棄物すなわち老廃物が体外から排出されずに蓄積し、その悪化物質が活性酸素や人体かく乱物質ホルモンなどに変化し、現代の西洋医学的検査では数値化できないほどの微量なものが積み重なり、自然界の様々な変化に対応できなくなり、人体に影響しているのではないかと思われます。
その変化として、アレルギ-やホルモンの代謝異常、体力・筋力などの低下といったさまざまな不定愁訴などにより、痛みや自然治癒力の低下などを現していきます。またその痛みや不定愁訴を逃避すために、不良姿勢や骨格の歪み、筋肉の硬結や疲労などの症状を表しそれを我慢することよって、新たな痛みや不定愁訴を表して実痛から虚痛として人体に存在するようになります
コスモM-25療法は、人体に現れる痛みや不定愁訴を種別化してその症状に対して行う対症療法ではなく、その起こっている原因を追究し処置をしていく本治法であって、人体に備わっている自然治癒力や免疫力を高め、血液及び、リンパ液の循環不全を改善し、人体の機能回復を促進し東洋医学の陰陽五行説に当てはめてその痛みや不定愁訴を取り除く順序と処置法を行う療法がコスモM-25療法であります。
情報元:コスモテーピング協会